総合葬祭 有限会社 山栄堂(リリーブホールさんえい・リリーブホールかべや)

令和6年のお盆を振り返って・・・

令和6年のお盆を振り返って・・・

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夜になると秋の虫の声がどんどん大きくなり、また夜風が何となく秋っぽさを醸し出してきているように感じる今日この頃です。

とはいうものの、勢力の強い台風10号が日本列島に上陸しようとしています。九州地方から上陸し、日本列島を北上し、我らが東北地方にも上陸したまま影響をもたらしそうなニュースを頻繁に目にします。どうぞ、皆様方におかれましても、早めのご準備をされ万が一の事態に備えて頂きますようお願い致します。

さて、8月も下旬となり、弊社と致しましても酷暑の中での新盆飾りのご奉仕も落ち着きを取り戻したところです。今年は例年よりも長いお盆休み(前後の土日を含むと)であったこともあり、新盆のお宅へのご挨拶の足が早まるであろうという地域の皆様の声を反映し、ご希望のお客様に対しては7月の中旬ごろからお飾りを開始させて頂きました。

お盆は亡くなった故人やご先祖様がお家にお戻りになる大切な時期でもあり、ご家族・ご親族とも久々に集まり、故人・ご先祖様を偲び賑やかになる時期でもあります。この大切なお盆をを忘れることのない特別な時期をして演出すべく、弊社では一般的な「盆棚」とは違った特別な盆棚飾りにてお客様方には大変ご好評を頂いております。

「家族葬」という名の小規模葬儀が増えている昨今ですが、実はふたを開けてみると「お亡くなりになったのを知らなかった・・・」、「どうしてお知らせ頂けなかったのかしら・・・」、「新聞に掲載されたんですか・・?」等のお問合せを多く頂くようになりました。近親者のみでのお別れの時を過ごされることはとても意味あるものである一方、お付き合いがあった会社関係や地域の皆様側と観点では、同様に故人としっかりと「お別れをしたい」、「お礼をしたい」、「ご家族にもご挨拶をしたい」とのお気持ちがとても強いようです。

このような状況から、通夜・葬儀には参列できなかったので、せめて「お盆」の時期には故人の魂やこの世に戻ってくる時期でもありますので、ご焼香に伺うという方々が想定よりも大かったケースが多々見られました。

このような状況を直接感じ取る立場からの観点ですが、人と人との繋がりの強さと、肉体の存在は限定的(肉体的寿命)であっても、人が存在した事実や故人が生きた生き様は永遠であり、それらを残された家族や親族がしっかりと後世に伝えていくことが大切なのかなと感じました。

歴史的な人物の生き様は様々な場面にて語り継がれますが、我々一般人の生き様はなかなか書き物にもなりませんし、語り継がれる機会も少ないですね。せめて、家族・親族の中だけでも故人の残した功績や口癖・知恵や教えを構成に伝えていってみては如何でしょうか。

「自分史」などを簡単に作成して書き物として構成に残していくという手法もあります。私自身も「自分史」を作成し、自分が生きてきた証を構成に残したいと思っています。

「自分史」の制作に関してご興味のある方は、弊社までお問合せ下さい。必要なお手伝い・アドバイスをさせて頂きたく思います。